スタッフ「こんど更新の手続きをするので受給者証持ってきてください」
利用者さん「受給者証、前に届きましたけど?」「え?これですか?」
どうも話がかみあわない、利用者さんの混乱・・・こんなことがよくあります(;´Д`)
医療機関のスタッフさんは「自立支援医療受給者証」を、福祉サービスのスタッフさんは「障がい福祉サービス受給者証」を、当たり前のように【受給者証】と略して呼ぶことが多いからなんです。
〇自立支援医療受給者証
●なんのため?
精神疾患の治療のため通院による医療費を公費で軽減する制度の受給資格を証明するものです。
都道府県・指定都市 から交付されます。
京都府では「通院ノート」の中に原本を挟み込むページがあります。
新しいのが届いたら通院ノートごと自立支援医療受給者証を医療機関へ提示しましょう。
(お住まいの都道府県によっては、原本を役所から病院 (または診療所 へ送付、病院(または診療所 で保管される場合 もあ り ま す)
●何が書いてあるの?
いつも利用している医療機関名(病院・診療所・薬局・訪問看護ステーション等)です。
どこの医療機関を利用するかは 、市役所の窓口での届け出が必要です。
〇障がい福祉サービス受給者証
●なんのため?
日中に通所に行く、ヘルパーさんに家に来てもらう、ショートステイを利用したい、グループホームに入居したい等の福祉サービスを利用するための 受給資格を証明するものです。
市町村から交付されます。
本人または家族や支援者等の所あてに送付され、本人が持っておくものです。
●何が書いてあるの?
利用者名、住所、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間)等です。
(^_-)-☆
略さずに、受給者証の上部に記載されている通りの名称でお伝えいただければ、利用者さんからすると自分の持ち物から「これだ!」とわかりやすく見つけられるので、不要な混乱が生じにくくなります。
わたし自身、慌ててる時には、ひとことで略して言ってしまいがちなので、気をつけたいと思っています。
●「受給者証って」なに?(PDF)